
幼虫と成虫の対策法
人間に被害を与える害虫の種類は様々あります。害虫の種類によっても、受ける被害は異なりますし、駆除方法も異なります。知識を身に付けて早急に対策をすることが大切です。害虫の1つが、ノミです。ノミとは、ノミ目に属する吸血性の昆虫のことです。ノミによる被害としては、刺されて激しい痒みに襲われたり、かさぶたができたり、みずぶくれができたりするというものです。一口にノミと言っても、約80種類もいるのです。その中でも、特に被害が多いのはネコノミやイヌノミなどよる被害です。ノミの体長は2ミリ~3ミリ程度で、オス、メス両方共吸血を行ないます。メスの背一中は、吸血した2日後ぐらいから産卵を行ないます。卵の大きさは0.5ミリ程度です。幼虫が卵からかえると、ゴミに含まれている有機物や、親の排泄物を食して、徐々に成長していきます。それから、成虫になっていくのです。猫や犬などの動物を吸血しますが、人間にも集まることが多く吸血します。
ノミ駆除をする場合は、成虫だけではなく幼虫にも対策をすることが大切です。その理由は、幼虫を駆除しないと、その幼虫が成長してしまうので、駆除をしたとしても何度も発生が繰り返されるのです。ですから、幼虫の生息場所を特定する必要があるのです。野良猫が原因でノミが住宅に侵入している場合は、敷地外に猫を追い出すことも予防の1つとなります。ノミが卵を産む場所は、猫や犬などの体です。体から卵から落ちたら、その落ちた場所で孵化した幼虫が、有機物を食べて成長していきます。ペットを飼っている家庭では、そのペットにノミがついている場合があります。ペットにノミが付いていた場合は、カーペット、畳、ゲージなどにもノミの卵が落ちている可能性があるので、徹底的に掃除をして、殺虫剤などを散布してノミ駆除を行ないましょう。成虫のノミを駆除する場合は、燻煙剤や、スプレー式殺虫剤などを使うと良いでしょう。